若者文化と古物市場の関係

古物市場というとイメージ的には骨董品やアンティーク家具など
といったものが想像されやすいです。
茶道具・陶磁器や掛け軸、仏教美術・中国美術品などが代表的ですし、
アンティーク家具も最低でも100年以上前に製作された
北欧など家具や江戸時代の箪笥などです。
これらから比較的年配の富裕層をターゲットとした市場のように思われるかもしれません。
一方若者にとっては古物ではなくビンテージ品という呼び方が浸透しています。

もともとビンテージとはワイン用語で当たり年のワインといった意味合いでしたが
現在では年代物の希少品全般に使われています。
若者にとっての古物市場はZippoライターのようなコレクターズアイテムから
ジーンズなどの古着といった1万円前後から入手(高い物では10万円を越えることもある)
できるものからビンテージギターのような高価格帯まであり、
若者にとっても古物市場というのは比較的身近なものになってきています。

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